あなたはへび年生まれで自身の性格を客観的に眺めたいために、本稿にたどり着いたのだろうか?
それとも身近なへび年生まれの人の性格を診断するために、本稿にたどり着いたのだろうか?
いずれにせよ、この記事はあなたに新たな視点を提供できるはずだ。
筆者は占い師ではないので、へび年生まれの人々の性格を正確に言い当てることはできないが、巷に言われているへび年生まれの性格の信ぴょう性を検証することはできる。
結論からいくと、今回検証した結果は次のようなものになる。
▼今回の調査の結論
・へび年生まれの性格は人それぞれ
・へび年生まれの人は自分のことを「冷静で洞察力が高い」と思っている人が多い
・へび年生まれの人は自分のことを「プライドが高く秘密主義」だと思っている人が多い
・生まれ年の干支に世間は無関心
2025年は巳年のため、12年でもっともへび年の人々への注目度が高くなる年とも言える。
本稿を最後まで読めば、巷に言われるへび年生まれの性格だけでなく、その信ぴょう性まで見通すことができるようになる。
巷にいわれる「へび年生まれ」の性格
まずは巷(ちまた)にいわれる「へび年生まれ」の人々の性格や特徴を確認することから始めたい。
筆者が占いサイト等で収集したへび年生まれの性格には、次のようなものが挙げられる。
▼巷にいわれる「へび年生まれ」の性格
・冷静沈着で洞察力が高い
・粘り強く努力家(執念深い)
・プライドが高く秘密主義
・情熱的で愛情深い
・金運がいい
生物のへびの生態や伝承に偏見という名の色メガネを通したような「性格」が挙げられていて、「いかにも」なにおいが立ち込めているが、ちょっと待っていただきたい。
「生まれ年の干支で性格を診断するなど無理がある」と一笑に付すことは簡単だ。
そんなものは同級生の顔ぶれを思い返せば明らかで、自分と似たような性質の者を見つけるより、自分とは異質な者を見つけることのほうが圧倒的に簡単だ。
また近年の脳科学の分野では、人間の性格は環境や教育という後天的な要素が圧倒的に大きいとする論調のほうが主流になっている。
つまり生まれ年という先天的なものが、性格形成に与える影響度はかなり低いと、あくまで脳科学の分野では考えられているということだ。
しかし、こうも考えられないだろうか?
もし「へび年生まれ」という干支によって性格面で似たような傾向があるのであれば、人間関係がずっとスムーズになると。
つまり包みこまれるような愛に満ちた伴侶がほしい人はへび年生まれの異性から探せばいいし、なにか大きなことを成し遂げたい人はへび年生まれの人にチームに加入してもらって、切れ味のいい洞察力と粘り強さで難局を乗り切ってもらうこともできる。
こうしたメリットは一笑に付して思考停止してしまうには、あまりにも惜しいメリットだ。
また回答者の中には、干支占い自体をこんな言葉で否定する人がいた。
「干支とは生まれ年のことであり、生まれ年ごとに多少の価値観等の共通点はあると思うが、性格の傾向までは言えないと思う。さらに、それが12年周期で繰り返されるはずもない」(36歳男性)
しかしこのへび年生まれの男性に見られるのは、明らかに「冷静沈着な洞察力」であり、へび年生まれの特徴丸出しである。
つまりこの一見すると聡明そうな男性も、へび年生まれの性格診断の手のひらで踊らされているに過ぎないと見ることもできる。
だが、もちろんへび年生まれの性格として挙がっているこれらの特徴が、すべからくへび年生まれの人に当てはまるとも思えない。
ここで重要なのは、へび年生まれの人は「どの性格の傾向が強く当てはまり、どの性格は当てはまらないのか」を見極めることだ。
そこでこの巷にいわれる「へび年生まれ」の性格を独自に検証することにした。
へび年生まれの性格を検証
最初にお断りしておくと、大きな結論としては、やはりへび年生まれと言っても人それぞれという当たり前の結論になった。
しかしこの結論はわざわざアンケート調査をするまでもなく、事前に予測できていたことなのでなんら驚くには値しない。
あくまでここで重要なのは、へび年生まれの人と、それ以外の生まれ年の人と比較したときに、当てはまることが多い性格面の「傾向」を読み解くことだ。
つまり簡単にいうと、へび年生まれの人とそうではない人を比較し得られた小さな小さな「誤差」に、大げさに注目していこうという趣旨になる。
また今回の検証では「こういう性格に自身が当てはまると思うか?」という聞き方をしているので、あくまでそこから得られるものは「そういう自己イメージをもっている人が多い/少ない」という事実だけだ。
本当にその人が客観的に見てもそうした性格を有しているかは不明なので、この点はご留意いただきたい。
以下の検証結果は、こうした前提を含めてご覧いただきたい。
へび年生まれは「冷静沈着で洞察力が高い」のか?
まずへび年生まれの人は「冷静で洞察力が高い」のかどうかを検証してみると、当てはまる人がやや上回った。
より正確にいうと、へび年生まれの人は自己認識として「冷静沈着で洞察力が高い」と思っている人が、ほかの生まれ年の人たちより多かった。
つまりへび年生まれの人は「私は落ち着いていて聡明である」という自己イメージを持っている人が多いということだ。
実際に「自身のことを冷静沈着で洞察力が高いか?」という問いに対し、へび年生まれは「かなりそう思う」(8.1%)と「ややそう思う」(45.0%)を合わせると、53.2%を占めた。
一方で、へび年以外の生まれ年の人は39.3%に止まっている。

へび年生まれの人と仲良くなりたかったら、「○○さんは忙しいときも落ちついているし、本質を突く鋭い意見をいつもくれますよね」とくすぐれば、まんざらもない表情を浮かべてくれる可能性が丁半バクチよりも少しだけ高い。
また仮に外したところで、そんな風に言われてイヤな顔をする人もいない。
「落ちついていて聡明」という点は、へび年生まれのくすぐりポイントと言えそうだ。
一方で「落ち着いていて聡明」というのは、言い方を変えれば「冷めている」ということになる。
へび年生まれの方は会議や議論の場で「どうでもいいんじゃないですかね?」などと発言するのは、干支占い至上主義者に格好の燃料を提供してしまうので、特に慎んだほうがいいだろう。
へび年生まれは「粘り強く努力家」なのか?
次に「へび年生まれは粘り強く努力家」という性格を検証してみたい。
結果は「粘り強く努力家」という性格に少なからず当てはまると回答した人は、へび年生まれ(58.6%)とそれ以外の生まれ年(54.0%)で大きな差が見られなかった。
つまりこの「粘り強く努力する」という性格は、へび年生まれ固有の性格とは到底いえない。

ちなみに「粘り強く努力家」という性格は、へび年生まれの典型的な性格として挙げられるもので、悪くいえば「執念深い/しつこい」という性格になる。
実際回答者の中にも、周囲にそのように言われて育った人も散見された。
「巳年だからネチネチしているとか、ヌーっとしているとか、幼い頃に親や祖母、親戚に言われたことがある」(48歳女性)
ただ今回の調査では、へび年生まれの人もそうでない人も、大体半分くらいはそうした性格を有していることになるので、特にへび年生まれの人だけに当てはまる性格ではない。
そもそも社会生活を送っている以上、人は学業や仕事、家事、趣味など何かには努力している/努力させられている状況なので、大半の人に当てはまるともいうことができる。
つまり「へび年生まれだから粘り強く努力家」という見方は、「日本人だからうどんやパンなど小麦をよく食べる(そんな国は他にもたくさんある)」と言っているに等しい。
へび年生まれの人で「キミはへび年生まれか?どうりでしつこいわけだ」などと嫌味をつけられた日には、上表を突きつけて日が暮れるまで執拗に猛反撃していただきたい。
へび年生まれは「プライドが高く秘密主義」なのか?
次にへび年生まれの「プライドが高く秘密主義」という性格も見ていく。
結果は自身に対して「プライドが高く秘密主義」という自己イメージを少なからず持っている人は、へび年生まれが58.6%、それ以外の人は47.3%となり、11.3ポイントの差が見られた。
つまりへび年生まれの人は「プライドが高く秘密主義」という自己認識をもっている人が、比較的多いと言える。

この性格は簡単にいうと「ミステリアスな人」というイメージで考えてもらえばよく、ヘび年生まれの著名人でいうと、YOSHIKIさんや平手友梨奈さんをイメージすればわかりやすい。
つまり風呂上りに、缶ビールとスルメで一杯やっているような生活臭を感じづらい人たちだ。
これもへび年生まれの人のくすぐりポイントになりそうだが、悪くいえば「とっつきにくい」とか「親しみにくい」という解釈になる。
へび年生まれの方は「ええーお風呂上りにビールを飲むこともあるよ。シェッファーホッファーのヘーフェ・ヴァイツェンとか?」などの自身の不用意な発言が、いたずらに他者との距離を作っていることを自覚することが必要だ。
へび年生まれは「情熱的で愛情深い」のか?
次に、へび年生まれは「情熱的で愛情深い」という性格について検証する。
結論からいえば、この性格はへび年生まれ特有の性格とは到底いえない結果になった。

自己認識として少なからず自分のことを「情熱的で愛情深い」と考えている人は、へび年生まれで47.7%、それ以外の人で46.7%となり、ほぼ差はなかった。
悪く言えば「束縛がきつい」などの表現になりそうだが、へび年生まれの人もそうでない人も共に半数近くが当てはまる性格となった。
そのため「へび年生まれだから愛が深い」などと言うのは、「へび年は関係なくない?」というど正論の反撃が通ってしまうので、差し控えるべきだろう。
また恋人から「愛が重い」や「束縛がきつい」などの指摘を受けたとき、その原因は干支にあるのではなく、あくまであなた自身の人格によるものであることを真摯に受け止める必要がある。
へび年生まれは「金運がいい」のか?
最後にへび年生まれは「金運がいい」という、もはや性格ではなく「運」という途方もない話を検証することにしよう。
結論はへび年生まれの人は、自身のことを金運がいいと思っている人の割合が、そうでない人と比較すると高かった。
自身のことを「金運がいい」と認識している人は、へび年生まれで35.1%に対し、それ以外の人は22.6%に止まっている。

この「金運がいい」という表現は厄介で、「へび年生まれの人は所得が相対的に高い」と言っているわけではないのが巧妙なところだ。
つまりこのような回答者も「金運がいい」と分類される。
「昔から家は貧しい方でしたが、周りの環境に恵まれて、お年玉やお小遣いなど、お金で困ることがなかったです。社会に出てからも給料は少なくても貯金ができていたり、不自由なく暮らせています」(24歳女性)
「金運がいい」というのは、もはや本人の解釈次第であったり、「気の持ちよう」としか言いようがない。
まさに上の女性のように、はた目に見ると金運に関して疑問符がつくような女性も、本人が「足るを知る」の境地に達していれば「金運がいい」となる。
ただし全体感として、へび年生まれの人もそうでない人も、「金運がいい」の自己認識をもっている人は、2~3割ほどにとどまる。
つまり「自分の金運はよくない」と思っている人のほうが圧倒的多数派なわけで、「あなたはすごく金運がいいですね」などと口走ってしまうと、返り討ちに遭う確率のほうが高いことには注意が必要だ。
もちろん占い師のように「いまはそうかもしれませんが、来年から開けるんですよ」と未来の話にすり替えて、難を逃れるルートは存在するが…。
またへび年生まれの方は、自身は金運がいいと思っていても、周囲の人はそう認識していない可能性が比較的高いので、自分の金運のよさを吹聴するような真似は避けるべきだろう。
さてここまでへび年生まれの性格を検証してきたが、結論としては色濃く当てはまっているものもあれば、まったく当てはまっていないものもあった。
おさらいしておくと、このようになる。
▼へび年生まれの性格検証
冷静沈着で洞察力が高い | ○ この自己認識の人が比較的多い |
---|---|
粘り強く努力家(執念深い) | × |
プライドが高く秘密主義 | ○ この自己認識の人が比較的多い |
情熱的で愛情深い | × |
金運がいい | ○ この自己認識の人が比較的多い |
しつこいようだが、あくまで今回の調査で言えることは、「実際そういう性格の人が多い」ではなく、「そういう自己認識の人が比較的多い」ということまで、であることは再度強調しておきたい。
だが、へび年生まれとそうでない人に、こうした自己認識の差異が見られたのは面白いところだ。
それがへび年生まれに起因するものなのか、なんなのかはわからない。
だがへび年生まれの人は、落ち着いていてミステリアスという自己認識をしている人が、ほかの生まれ年の人たちよりも多く、こうしたところを指摘すると「そうそう、当たってる!」という反応を得られる可能性が1/2より少しだけ高い。
へび年生まれの人と距離を縮めたい方は、そうした視点でへび年生まれの人を眺めてみると、その人のことがわかった気になれるはずだ。
さてここまではへび年生まれの人の性格の特徴について見てきた。
しかしここにきて「へび年」生まれの人たちは、自分たちの干支がへびであることをどのように思っているのか?という疑問が生じる。
というのも、へびに対する世間の眼差しはどちらかというと「不気味」とか「怖い」ようなイメージが強く、へび年生まれを不用意にイジってしまうと、地雷を踏み抜くリスクも考えられる。
そこで次章では、「へび年」という干支に対する印象についても調べることにした。
へび年生まれの人は自身の干支を「なんとも思っていない」
へび年生まれの人々に「自身の干支をどう思っているのか?」を問うたところ、下記の回答が得られた。
実に64.0%の人が「なんとも思わない」と回答しており、過半数の人はどうでもいいと考えていることがわかった。

実際に典型的な回答を見ると、「どうでもいい派」にはこのようなものが多かった。
「自分の干支の年になるとなんとなく嬉しい気分になる程度で、特に意識した事がないです。占いもほぼしないので」(47歳男性)
「3世代でへび年で、夫もへび年ですがそれぞれみんな違った性格であまりへび年だからどうとかは思わないからです」(36歳女性)
「たまたまその干支の年に生まれただけなので、特に印象はない」(48歳男性)
筆者も幼少の頃、親戚の家に遊びに行ったりすると自分の干支について年配の人たちがああでもない、こうでもないと話に花を咲かせ始めるのを何度も目にしているが、最近では干支に関してどうこう言われることはほぼなくなった。
干支という概念自体が消滅することはまだ当面なさそうだが、干支占いの認知度がここ30年ほどでかなり低くなっているのは実感できる。
こうした時勢の流れもあって2025年現在では「どうでもいい派」が主流派となったようだ。
一方でへび年生まれをポジティブにとらえている人たちも、「かなり嬉しい」(3.6%)と「やや嬉しい」(21.3%)をあわせて25.1%存在する。
へび年生まれであることを肯定的に考えている人たちの声は、このようなものだった。
「巳年であることから、金運に恵まれていると思います。また東霧島神社へ行ったときに、下り道で目の前を白いへびが横断したことがあり、この点からも金運、へび同士の引き寄せ、運がいいというものがあると思います」(47歳女性)
「いつかへび年生まれの金運にあやかって、お金持ちになれると思っているから。もう還暦ですが…」(60歳男性)
へび年生まれをポジティブに考えている人は、へび年の縁起のよさ、特に金運の強さを好感する声が多かった。
またへび年生まれであることをネガティブにとらえている人は、「やや悲しい」(9.9%)と「かなり悲しい」(0.9%)と、全体の1割程度にとどまった。
このネガティブに見ている回答者たちからは、このような声が挙がっていた。
「かわいらしくなくて、お守りをもつのをためらう。粘着質なタイプで敬遠されがち」(48歳女性)
「辰年がよかったです。龍でかっこいいのに、どうして次はへびにしたんだろうと思っています」(24歳女性)
実をいうとこの後者の女性の「辰年コンプレックス」は、ほかの回答者にも見られている。
これには理由があり、へび年生まれの人はその前年の辰年まれの人と同級生として学生生活を過ごしているのだが、辰年は十二支のなかでもトップクラスにかっこいいイメージがある干支だ。
その辰年生まれが「オレの干支は龍でありドラゴンだけど、キミは?」という生まれ年マウントをとってくることは容易に想像され、辰年コンプレックスが形成されていくと考えられる。
ただし総じてへび年生まれの人は自身の干支に関してなんとも思っていない人が多数派であり、イジっても問題はなさそうだが、「ああ、そうなんだ…?」くらいの薄い反応しか返ってこないことが予想される。
世間の人はへび年生まれの人に「なんとも思っていない」
では今度は逆に、世間の人たちはへび年生まれの人々にどのような印象をもっているのだろうか?
結果は、65.3%の人が「なんとも思わない」と回答し、へび年生まれの人と同様に干支には無関心な人が大勢を占めた。

一方で、へび年生まれの人にポジティブな印象を持っている人(24.7%)と、ネガティブな印象をもっている人(10.0%)では、ポジティブな印象をもっている人が2倍ほど上回った。
へび年生まれの人にポジティブな印象をもっている人は、このような声だった。
「私の姉がそうですが、人当たりはいいですが、何を考えているか分からないミステリアスなところがあります。頭の回転が早いので仕事は良くでき、家事もそつなくこなしてくれるので助かっています」(28歳女性)
「父がへび年生まれだったのですが、行動力があり思いやりがあり、愛情深くカリスマ性があったと思っています。いつも友達に囲まれ浮気もたくさんしていましたが、母は生まれ変わっても父と結婚したいと言うぐらい家族、親戚、友人を大切にする人でした。その父が亡くなってから家族の結束が弱くなってしまったように感じています」(51歳女性)
一方で、へび年生まれにネガティブな印象をもっている人は、このような声だった。
「家族にへび年生まれがいるんですが、人の話を盗み聞きしていたり、めんどくさいことがありそうだとスッといなくなってたりと、一緒にいるとモヤモヤすることが多々あるからです」(39歳女性)
このように肯定的な意見も批判的な意見も、いずれも「身近なへび年生まれの人がどうか?」という観点で回答しているため、あまり有意な回答は得られなかった。
ただここでも生まれ年の干支には無関心な人が多数派なので、もし自身がへび年生まれであることに気を病む人がいれば、まったく気にする必要はないというのは確かだ。
まとめ
以上が、へび年生まれの性格について検証した結果だ。
おさらいがてら今回の調査の結論をまとめると、このようになる。
▼今回の調査の結論
・へび年生まれの性格は人それぞれ
・へび年生まれの人は自分のことを「冷静で洞察力が高い」と思っている人が多い
・へび年生まれの人は自分のことを「プライドが高く秘密主義」だと思っている人が多い
・生まれ年の干支に世間は無関心
もちろんこの高度に情報化された令和の時代に干支占いを本気で信じている人は少数だと思うが、今回の調査では面白いことに、へび年生まれの人特有の自己イメージの差が見られた。
全体を見ると、いずれの性格もへび年生まれの半数の人にしか当てはまらないので、干支占いの精度は「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の域を出ないことは疑いない。
だが少なからず干支占いの性格に自分の性格を「寄せて」認識している点も否定はできない。
中でも「落ち着いている/冷めている」、「洞察力が高い/勘繰り深い」、「ミステリアス/近寄りがたい」は、へび年生まれの人を読み解くうえでキーワードになりそうなので、一度そうした視点でへび年生まれの人を観察してみると発見があるだろう。
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