「こりゃクビかもなぁ」と思った仕事上の失敗17連発!読めば心が軽くなる失敗からの切り替え術

これはクビかもなぁと思った仕事上の失敗

「こりゃクビかもなぁ」と思うほどの仕事上の失敗をすると、自分の不甲斐なさや無力さばかりに目が行ってしまうかもしれない。

それと同時に、あなたがいま求めているものは沈んだ気持ちからの「切り替え」ではないだろうか?

本稿ではまず、「こりゃクビかもなぁ」という仕事上の大失敗をした全国の男女88人の中から、選りすぐりの失敗談を紹介する。

これらを読んで「私の失敗はこの人よりかはマシだな」と思えたら、あなたは暗いトンネルの出口を見つけたも同然である。

その後、沈んだ気持ちを切り換えるためのアイデアを経験者たちから学び、明日には元気なあなたに戻ろうという算段だ。

最初に本稿の結論を言っておくと、このような内容になる。

▼本稿の結論
・みんな盛大にやらかしている(世界であなただけではない)
・失敗したものの処分は軽かった人が9割
・ただし隠ぺいしたり逃亡するのは厳禁
・立ち直りは早いほうが周囲にとってもいい

本稿を読み終わるころには、ジクジクと痛む心が軽やかになっているはずだ。

目次

「こりゃクビかもなぁ」と思った仕事上の失敗エピソード17連発

まずは先人たちの「こりゃクビかもなぁ」と思った仕事上の失敗エピソードからご覧いただこうと思う。

ここで筆者が伝えたいのは、盛大に失敗してしまったときは、まるで自分が世界で唯一の極悪人のような気持ちにさせられるものだ。

しかしながら目を世の中に転じると、自分よりもえぐい失敗をやらかしている人は山ほどいる

さらに言うと言葉は悪いが、自分よりえぐい失敗をした人を見ることで心の慰めにもなったりするものだ。

これからそうした仕事上の大きな失敗を紹介していくが、徐々にやらかし度がレベルアップしていくので、呼吸を整えながら読み進めてもらいたい。

ミス連発系の失敗

1.「1週間に2度も交通事故を起こしてしまいました。事故処理に大変な思いをしましたし、会社に大変な迷惑をかけてしまいました」(77歳男性)

2.「社用車を2日連続でぶつけた」(33歳男性)

3.「空港の地上職勤務をしている時、某航空会社のチェックインを担当していました。間違った行き先にお客様の荷物を送ってしまい、一度注意を受けましたが、その翌日もあろうことかまた同じ間違いをしてしまいました。これはもうダメだと思いました」(35歳男性)

4.「栄養士で厨房での調理で、コロッケを焦がしてしまい、数日後には発注ミスを2回連続でしました」(27歳女性)

まずはミス連発系の仕事上の失敗からだ。

悪いことは重なるとはよく言われることだが、なぜか短期間に失敗を連発する、悪い意味での「確変モード」のようなひと時が人生にはある。

最初のミスのときは「次は気をつけろよー」などと笑っていた上司も、連発すればするほど顔から表情が消えていき、氷のような冷たい視線になっていく。

また本人も連発すればするほど動揺してしまい、その動揺がさらなる失敗を招くという負の連鎖に入ってしまう。

こうした連発系の失敗は1回1回のミスは軽くても、連発することでダメージが累乗に大きくなっていく恐さがある。

壮大な寝坊系の失敗

5.「看護師になって1年目、夜勤で寝坊してしまった時、看護部長が家まで迎えに来た」(47歳女性)

6.「夜勤の仕事の日でした。夜の9時に仕事に行き12時まで働いた後に休憩を取りました。起きたら朝6時で、その日はほぼ仕事してない状態で帰りました」(35歳男性)

「誰が悪いのか?」と問われると自分以外の誰でもないのだが、「寝ていて意識がないものをどうしろと?」と言いたくもなるのが寝坊の失敗だ。

寝坊して1時間くらいの遅刻なら上司からの小言で済むが、今回の回答を見ていると、半日ほど盛大に寝坊してしまった場合は「体調を心配される」という展開になるようだ。

そして盛大に寝坊した日はいつもよりしっかり寝ていることに加え、「明日は絶対にミスれない!」という緊張が重なって、その日は何時間も寝つけないというオチまでついてくる。

ぶちまけ系の失敗

7.「繁忙期が来る一週間前に、弁当に貼る賞味期限や材料が書いてあるシールの機械に、鍋に入っていた味噌汁をぶっかけて壊した」(25歳女性)

8.「高級和食屋さんでアルバイトしていた時、個室のいかにもお偉いさんからドンペリの注文が入り、目の前で開けようとしたら手が滑ってドンペリを床にぶちまけた」(42歳女性)

9.「居酒屋の仕事で団体の予約が入り、用意していたウーロン茶のピッチャー20個分くらい半分以上ぶちまけ、あたりをウーロン茶の海にした」(28歳女性)

見た目の派手さやインパクトから、やらかした本人のダメージが意外と重いのが、この飲食店におけるぶちまけ系の失敗だ。

居酒屋にいくと3回に1回くらいの頻度でなにかをぶちまけ「失礼しましたー!」と言っている店員さんに遭遇するので、全国のぶちまけられた飲食物の年間総量だと、かなりの量になるのではないだろうか?

もしあなたがぶちまけ系の失敗をやらかして凹んでいるなら、その失敗は星の数ほどあるぶちまけミスの1つしかないので、どうか気を病まないでほしい。

巨額損失系の失敗

10.「見積もり100万のところを10万で出し、その金額でお客さんと契約した」(33歳女性)

11.「商品発注数を2桁間違えて、200個の不人気商品が届いた」(41歳男性)

12.「ある高級ブティック店員として働いていました。乾燥した手で100万円はするシルクのワンピースを触ると表面にほつれがいくつもできてしまい、不注意から正規料金では販売できない傷をつけてしまいました」(38歳女性)

13.「製造工程で使用する材料の投入ミスで5000万円の損害を出した」(27歳男性)

14.「アクセサリーショップで働いていたとき、年末年始にメーカーさんの発注受付が停止するため、いつもより多めに発注する必要がありました。しかし私はその時、入社1年目で予算というものがよくわかっておらず、10社全体で120万円の予算のところを1社に120万円分発注してしまいました。社長から電話がかかってきたり、本部の部長が事情を聴くために他県からやってきたりして、大変なことになりました」(31歳女性)

やらかしている…みんなやらかしている。

中には自分の給料でかぶろうにも、かぶり切れない金額のものもある。

ちょっと数字を間違っただけ、ちょっとケタを間違っただけ、ちょっとコミュニケーションの行き違いがあっただけ……。

たったそれだけのことで、この大惨事だ。

取引先も「いつもよりずいぶん多いけど大丈夫ですか?」くらい言ってくれてもよさそうなものだが、ビジネスの厳しさを感じざるを得ない。

隠ぺいあるいは逃亡系の失敗

15.「アルバイトで自動車の修理をしていた際、ディーゼルエンジンの車に入れるオイルを間違えてしまった。後から間違いに気が付いたが、黙っていたことで自動車が故障してしまい、泣く泣く本当のことを言って間違いを認めた」(39歳男性)

16.「ラーメン屋さんで働いていたときに、担々麺のスープをお客さんの鞄にこぼしてしまいました。真っ赤なスープが真っ白い鞄にかかってしまい、謝ることもできずにその場から逃げてしまいました」(30歳女性)

17.「建設業にて仕事をしていますが官公庁工事にて2億円ほどの仕事を入札する際に、入札日を間違えてしまい参加すらしませんでした。いまだにバレてませんが、もし発覚したら普通にクビになると思います」(30歳男性)

最後のこりゃクビかもなと思った仕事上の失敗は、失敗したことそれ自体ではなく、その後の対応に大きな問題があった失敗だ。

つまりいずれの失敗も、やらかしてしまったあとそのミスを隠ぺいまたはその場から逃亡しているのだが、この回答者は最後の男性以外は全員退職する結末を迎えている。

また最後の男性も発覚すればクビは避けられないようだ。

それは解雇(クビ)という場合もあるし、会社側から退職勧奨を受け自主的に退職したという場合もある。

つまり仕事上の失敗で、もっともやってはいけないもの――それは失敗してしまったことを「隠ぺい」もしくは解決しようとせず「逃亡」することだ。

もちろんもしあなたが「今日明日にでも辞めてしまいたい」と思いながら仕事をしているのであれば話は別だ。

だが直近辞める意思もなく、今後も少なからずいまの職場で働き続ける意思があるのなら、この隠ぺいや逃亡という選択肢にはまったく利がない

なぜそう言えるのか?を次章で詳しく見ていくことにしよう。

仕事上の失敗でクビになった人は1割以下しかいない

「これはクビかもなぁ」と腹をくくるような大失敗をしてしまった人は、その後本当にクビという最悪の結末を迎えることになってしまったのだろうか?

そこで失敗後の結末を聞いたところ、思っている以上に軽度の処分で済んでいる人が大半であることがわかる。

仕事上の失敗への処分は?に対する回答
「こりゃクビかもなぁ」と思った仕事上の失敗をしたことがある全国の男女88名の回答を単純集計。インターネットアンケート。調査日2024年1月26~2月2日。

仕事上の失敗をやらかしたものの「特に処罰らしい処罰を受けなかった」人が半数越えの54.5%で、「上司やお客さんからの叱責や始末書を書いた」人が33.0%となり、9割近くは軽微なもので済んでいる。

一方で、「減給や降格処分」という実際的な損失をともなう処分を受けた人は3.4%に止まり、「解雇」または「自主退職」した人は合わせて9.1%だった。

実際のところ、いかに大きな失敗をやらかしていようと、会社側が正規雇用しているスタッフを懲罰的に解雇するのは法律的にハードルが高い

そのため退職勧奨(うちの職場には合ってないようだから、退職して別の企業で活躍してはどうですか?等)という形で自主的に退職することを求めるのが一般的だ。

そのためここでの「自主退職」は、実質的な解雇も含まれていると考えられるが、単純に失敗後に続けていく自信を失くしてしまい自ら辞めてしまったケースもある。

なにが言いたいかというと、仕事上の大きな失敗をしてもクビになることはかなりまれだということだ。

仕事上の失敗をすると、自身の不甲斐なさにショックを受けたり、自信を喪失して将来を悲観してしまうかもしれない。

だが前章で見たように盛大にやらかした人たちも、その後の対応で隠ぺいや逃亡をしない限り、大半の人はクビになっていないので、まずは安心していただきたい。

またあなたを採用するためにかかったコスト、あなたを育てるためにかかったコスト、あなたを失ったあと人材補充のために発生するコストを考えるなら、そのまま続けて働いてもらったほうが会社側にも利があることも多々あるのだ。

大きな仕事上の失敗でも1週間以内に立ち直る人が約半数

ここまで読んでくれた方なら、自身がクビになってしまう不安は払拭できたと思う。

だがまだ解決していないことが、もうひとつある。

それは仕事上の失敗を犯したことに対して自責の念やら不甲斐なさを感じ、落ち込んでしまっているあなた自身の心だ。

失敗してしまった事実はもう動かしようがないので、あなたがいま全力を尽くさねばならないことは、自らの失敗を誠実に受け止め、その失敗をしっかりとリカバーすることだ。

つまりまだあなたはゲームの真っ最中にいるわけで、切り替えて善後策となるアクションを起こす闘志を燃やさねばならない

では、これらの仕事上の大きな失敗をしてしまった人たちは、どのくらいの時間で立ち直ったのだろうか?

仕事上の失敗から立ちおなるまでの期間
「こりゃクビかもなぁ」と思った仕事上の失敗をしたことがある全国の男女88名の回答を単純集計。インターネットアンケート。調査日2024年1月26~2月2日。

まず大きく見ると、1週間以内に立ち直った人が48.9%と約半数は早めに立ち直っていることがわかる。

また一方で、半数近くは3か月以上引きずる結果となり、「いまでも引きずっている」とトラウマのようになってしまった人も25.0%の割合でいる。

このように立ち直るまでの期間差が生じる要因を、勤務に対する真面目さや処分の重さなどでいろいろ探ってみたが、これといった有意差は見つからなかった。

そのため本人の性格によるところが大きいと言わざるを得ないが、立ち直りが早かった人のアドバイスに耳を傾けるとこのような声が多かった。

「どんまい!って笑顔で言います!!笑い話にしてあげたほうが良いと思うので爆笑してあげます!!」(44歳女性)

「その後きちんと対処できていれば、なにも問題ないよと伝えます」(30歳女性)

真夏に1日中天日干ししてしまったタオルくらいカラっとしている。

少なくとも仕事上の失敗をして迷惑をかけてしまった人は、あなたが凹んでしまって、ほかの仕事も手につかなくなっているような姿を見たいわけではない。

それよりもきっちりと謝罪したうえで気持ちを切り替え、頑張っている姿のほうが見たいはずだ。

あなたが早々に立ち直るのは、あなた自身のためだけでなく、迷惑をかけてしまった人のためにもなるのだ。

大きな仕事上のミスは20代に起こった人が65.9%

最後に、回答者はこれまで見てきたような仕事上の大きなミスを何歳のときに経験したのだろうか?

「これはクビかもなぁ」と思うほどの仕事上の大きな失敗をした年齢の分布は下図だ。

仕事上の大失敗をしたときの年齢
「こりゃクビかもなぁ」と思った仕事上の失敗をしたことがある全国の男女88名の回答を単純集計。インターネットアンケート。調査日2024年1月26~2月2日。

もっとも多かったのは、「20~24歳」のゾーンで35.2%だった。

このタイミングは大卒の人が社会人デビューをする期間と重なっており、新卒やルーキーの時に忘れられないような失敗をやらかしてしまったことがわかる。

また次に多かったのがこれまた20代の「25~29歳」のゾーンで、30.7%になった。

このタイミングは22歳で入社してから、3~7年経過したあたりのタイミングとなり、「主任」などの肩書きがついたり、部下があてがわれたりする時期だ。

いずれにせよ、この20代で仕事上の大きな失敗を経験する人が65.9%と過半数を占めている。

今回の回答者の平均年齢は38.7歳だったので、多くが「そういえば新人のときにあんなことやらかしたなぁ~」と振り返りながら、回答している状況がうかがえた。

また社会人は、大きな失敗をやらかすことで肝が座るということが、少なからずあると筆者は考える。

たくさん失敗した人ほど、やがては部下のちょっとした失敗くらいでは動じない頼りがいのある上司になっていくだろうし、失敗することは長期的に見ると悪いことばかりでもない。

まとめ

以上が「こりゃクビかもなぁ」と思った仕事上の失敗に関する調査結果だ。

最後に本稿をおさらいしておくと、このようになる。

▼本稿の結論
・みんな盛大にやらかしている(世界であなただけではない)
・失敗したものの処分は軽かった人が9割
・ただし隠ぺいしたり逃亡するのは厳禁
・立ち直りは早いほうが周囲にとってもいい

もしこれから気の重い報告をあげる方には謝罪に向かう勇気を、すでにとっちめられた方には明日からの希望を、本稿から少しでも感じ取ってもらえたら幸甚である。

アンケート実施方法

▼アンケート方法
・アンケート方法 インターネット上でアンケートを実施
・回答者数 「こりゃクビかもなぁ」と思った仕事上の失敗をしたことがある全国の男女88名
・調査日 調査日2024年1月26~2月2日
・設問は単一選択式、および記述式
・調査主体 【300人のホンネ】編集部

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