【70人検証】「年上彼女はやめとけ」はウソ注意!年上彼女とうまくやっていくための正しいメソッド

「年上彼女はやめた ほうがいい」は本当か?

あなたはいま年上彼女に交際を申込むべきか、悩んでいるのだろうか?

それとも年上彼女への未練を断ち切ろうと、頭の中を整理したいのだろうか?

いずれにしても本稿では、あなたが欲しい明確な答えを示すことができるだろう。

本稿では実際に年上彼女と交際経験がある男性70名への調査結果から、「年上彼女はやめとけ」とされる理由の信ぴょう性を検証しただけでなく、年上彼女とうまくやっていくコツについても明らかにする。

いきなりではあるが、本稿での結論はこうだ。

▼本調査の結論
・1~3歳差の年上彼女なら「やめとけ」な理由はほぼ当てはまらない
・4歳または7歳差以上開いてくると「やめとけ」な理由は当てはまってくる
・年上彼女の最大のメリットは「甘えられる」
・年上彼女の最大のデメリットは「主導権を握られる」

本稿を最後まで読めば、年上彼女のいいところだけでなく悪い面も把握でき、年上彼女との恋愛戦略を明確に立てることができるようになるだろう。

目次

年上彼女はやめとけと言われる理由の検証

まずは巷で「年上彼女はやめとけ」と言われる理由の、その信ぴょう性のほどを検証していくことにしよう。

よく言われる年上彼女に否定的な声の典型例として、下記の5つの理由がある。

▼年上彼女はやめとけとされる理由
・尻に敷かれる
・収入格差があり金銭感覚が合わない
・結婚へのプレッシャーが強い
・恋人というより母や姉のような存在になる
・埋めがたいジェネレーションギャップを感じる

これらの理由を、実際に年上彼女と交際したことがある男性70名に実感として当てはまるか?を聞き、その信ぴょう性を検証していきたい。

「尻に敷かれる」と感じているのは4~9歳差が半数越え

まず年上彼女と付き合うと、「尻に敷かれる」からやめとけとする声は、どの程度の信ぴょう性がある話なのだろうか?

回答者全体の状況から見ていこう。

年上彼女と交際したことがある全国の男性70名による回答を単純集計。インターネットアンケート。調査日2023年9月29日~10月2日。

結果は、年上彼女に多少なりとも尻に敷かれている/敷かれていたと感じている男性は、42.9%だった。

一方でそうは感じていない男性が57.2%と上回り、年上彼女だからといって尻に敷かれている男性ばかりではないことがわかる。

ただ回答者全体だと真相が見えづらいので、年上彼女との年齢差別に集計しなおしたものが下図だ。

年上彼女と交際したことがある全国の男性70名による回答を年上彼女との年齢差別に集計。インターネットアンケート。調査日2023年9月29日~10月2日。

まず年齢差が「1~3歳」くらいの開きでは、あまり年上感もないのか、尻に敷かれると感じる男性はわずか25.0%しかいなかった。

同い年または年下の女性と交際しても、尻に敷かれる男性は一定割合いるわけで、「1~3歳差」くらいの年上彼女では、「年上彼女だから尻に敷かれる」とは言えない。

ただし、年上彼女との年齢差が開いてくると、話が変わってくる。

「4~6歳」では62.5%、「7~9歳」で58.3%と、半数以上の男性が「尻に敷かれている」と感じているのだ。

つまり年の差が4歳以上離れた年上彼女となると、女性優位の関係性になる可能性が大幅に上がってくる。

また面白いことに、年齢差が10歳以上離れると「尻に敷かれている」と感じる男性は20.0%まで減少する。

この理由は推測するしかないが、10歳以上も年の差があると、今度は女性側が男性を立てようという動きになるのかもしれない。

いずれにせよ、年上彼女だから尻に敷かれやすいということはできないが、「4~9歳差」の年上彼女に限ってはそうした傾向が見られた。

「収入格差」は7~9歳差でもっとも感じる

交際上の主導権の次に、年上彼女との収入格差についても見ていこう。

一般的に30~50代では職場での職位もあがり、収入が増える人も多いことから、いかにも年上彼女との収入格差はありそうに感じる。

だが、実態はいささか異なるようだ。

まずは回答者全体の割合を見ると、年上彼女との収入格差を感じた男性は約3割程度にとどまった。

年上彼女と交際したことがある全国の男性70名による回答を年上彼女との年齢差別に集計。インターネットアンケート。調査日2023年9月29日~10月2日。

そのため「年上彼女だから収入格差があり、金銭感覚のズレを感じる」というのは、多くの場合当てはまらないと考えてよさそうだ。

具体的には、たとえば誕生日プレゼントを自分の出せる金額の範囲で贈っても「え?こんな安いものを…?」みたいな反応は返ってこないということだ。

ただし、これも年の差別で見ると、全体とは異なる一面が見えてくる。

年上彼女と交際したことがある全国の男性70名による回答を年上彼女との年齢差別に集計。インターネットアンケート。調査日2023年9月29日~10月2日。

年の差が「1~6歳差」の範囲であれば、金銭感覚は近く収入格差を感じる男性は2割程度に留まる。

ただし「7~9歳差」では収入格差を感じる男性が急増し66.7%も占め、「10歳以上差」でも半数の男性が収入格差を感じている。

ちなみに今回の回答者が、年上彼女と交際し始めた平均年齢は25.1歳だった。

となると7歳以上の相手女性の年齢は32歳以上となるが、一般的にこのあたりの年齢から勤め先では係長や課長クラスの役職が付く人も増えてくる年齢だ。

まとめると、年上彼女との収入格差はこのようになる。

・1~6歳差内なら、収入格差は気にならない
・7歳以上の年齢差なら収入格差を感じるシーンは多くなる

「結婚への圧力」は年齢差が大きいほど強い

次に年上彼女と付き合うと、結婚することへのプレッシャーがきついという俗説の信ぴょう性をチェックしよう。

厚生労働省が発表している「人口動態統計月報年計(令和4年版)」だと、女性の平均初婚年齢は29.7歳で、「30歳までにはウェディングドレスを着たい」という声も度々聞かれる。

いかにもありそうな俗説だが、結論を言えば、信ぴょう性の面では年齢差が大きくなればなるほど、結婚への圧力は増すと言えそうだ。

まず回答者全体を見ると、「結婚への圧力」を感じたことがある男性は「かなりあった」(5.7%)「ややあった」(38.6%)の、あわせて44.3%が感じていることがわかった。

年上彼女と交際したことがある全国の男性70名による回答を単純集計。インターネットアンケート。調査日2023年9月29日~10月2日。

これだけを見ればそこまで多いようには見えないが、年の差別にクロス集計し直すと下図の結果となった。

年上彼女と交際したことがある全国の男性70名による回答を年上彼女との年齢差別に集計。インターネットアンケート。調査日2023年9月29日~10月2日。

「1~3歳差」では25.0%とさして高くないが、「4~6歳差」では37.5%と結婚の圧力を感じる男性の割合が伸び始め、「7~9歳差」では41.7%、そして「10歳差以上」では実に80.0%もの男性が結婚への圧力を感じている。

ただしこれは年上彼女だから結婚への圧力が強いというよりも、年上彼女であろうが年下彼女であろうが、女性の年齢が40歳に近づくほど結婚への圧力が強くなるといったほうが自然だろう。

結婚への圧力は、あなたがいま交際しようか悩んでいる女性の年齢を軸に考えるのがいい。

「母や姉を感じる」人は半々

次の年上彼女にまつわる俗説として、「恋人というよりも、母や姉を感じてしまう」ということの信ぴょう性をチェックしよう。

つまり交際当初こそ恋人としてときめきやドキドキがあるが、交際期間を経るごとに身の回りの世話を焼いてくれる存在としか感じられなくなるということだ。

結論からいえば、年上彼女に母や姉を感じてしまう男性は半々の割合だった。

年上彼女と交際したことがある全国の男性70名による回答を単純集計。インターネットアンケート。調査日2023年9月29日~10月2日。

詳しくは後述するが、年上彼女とするメリットとして散見されたのは「安心感・包容力がある」という、まるで20代女性が年上男性に抱く感想のような声だった。

ちなみに年齢差別に見ても、あまり割合の変化なく、年上彼女に「母や姉を感じる」人は半数前後の割合となった。

年上彼女と交際したことがある全国の男性70名による回答を年上彼女との年齢差別に集計。インターネットアンケート。調査日2023年9月29日~10月2日。

同い年や年下彼女に「母や姉」を感じる割合が不明なので、これが多いのか少ないのかなんとも言えない部分はあるが、年上彼女に異性よりも母性を感じる割合は1/2と考えておいて間違いない。

「ジェネレーションギャップ」は7歳以上の年齢差で感じる

最後に年上彼女を付き合うと「埋めがたいジェネレーションギャップ」を感じるという俗説を検証しよう。

回答者全体では、年上彼女と交際してジェネレーションギャップを感じたのは27.1%となり、低い割合にとどまった。

年上彼女と交際したことがある全国の男性70名による回答を単純集計。インターネットアンケート。調査日2023年9月29日~10月2日。

ただしジェネレーションギャップも年齢差別にクロス集計すると、全体とは異なる一面が見られる。

年上彼女と交際したことがある全国の男性70名による回答を年上彼女との年齢差別に集計。インターネットアンケート。調査日2023年9月29日~10月2日。

「1~6歳差」ならジェネレーションギャップを感じる割合は、さして気になるものではない。

ところが「7歳以上差」になると、ジェネレーションギャップを感じる割合は半数を占めるようになる。

ちなみにジェネレーションギャップは価値観の相違に根本的につながってくるところがあり、つまりは「かくあるべし」と考えるところが一致しないということである。

7歳以上年齢が離れると、ジェネレーションギャップはあるものと考えて、お互いに歩み寄る姿勢が必要となりそうだ。

年上彼女と付き合うメリット・デメリットを比較

さてここまでは、年上彼女はやめとけと言われる理由の信ぴょう性を見てきた。

おおむね「1~3歳差」程度の年齢差なら当てはまらないものが多いが、逆に年の差が大きくなると、当てはまるものが多いことが確認できた。

ただし当てはまるからといって、ここですぐに「やめとけ」という判断を下すのは早計だ。

というのも、たとえば年下の彼女と付き合っても、年上彼女とは異なる「やめとけ」な理由は見つかるはずだからだ。

ようはどんな相手と付き合っても負の面は必ずあるが、肝心なのはそれをあなたが許容できるのか/できないのか?の問題だからだ。

ではここからはもう少し目線を広げて、巷で囁かれる俗説以外にも年上彼女のメリット・デメリットを俯瞰的に見ていくことにしよう。

もちろん人と人との関係性は損得だけでは推し量れないものがあるが、少なくともいい面・悪い面を比較したうえで、メリットが多いと感じるなら、あなたは年上彼女と相性がいいと考えられる。

年上彼女のメリット

まずは年上彼女と交際するメリット面を見ていこう。

実際に年上彼女と交際したことがある男性70名が挙げた、年上彼女のメリットは下図だ。

年上彼女と交際したことがある全国の男性70名による回答を分類して集計。インターネットアンケート。調査日2023年9月29日~10月2日。

まず年上彼女のメリットとして、突出して多かったのは「甘えられる」(58.6%)という声だった。

具体的に回答者の声を紹介すると、このようなものだ。

「デートでもリードしてくれる場面が多く、頼りになった」(28歳の時に6歳上の年上彼女と交際)

「色々と経済的にも自立していて頼れることが多く、また頼っても年上だということでそこまで精神的な負い目がなかった」(21歳のときに8歳上の年上彼女と交際)

中には旅行のプランニングから費用まで全部もってくれるなど、年上彼女と交際した経験がない筆者の目線からすれば、「お殿様待遇」としか言いようのない声まであった。

ちなみにほかのメリットである「気を遣わなくていい」(7.1%)や「話を聞いてくれる」(5.7%)も、この「甘えられる」と同じ地平にあると考えられる。

「変に気取ったり、恰好をつけずに済むこと」(34歳のとき1歳上の年上彼女と交際)

「自分のことをよく理解をしてくれることです」(30歳のときに3歳上の年上彼女と交際)

いくら男性側がいきがろうと、人生経験が勝る年上彼女からすれば、所詮はお釈迦様の手の平で転がる孫悟空のようなものなのかもしれない。

さて「甘えられる」に次いで多かった年上彼女のメリットは、「大人として付き合える」(24.3%)だ。

具体的には、このような声だった。

「やはり自分より社会経験が豊富なので、仕事や人間関係の相談にのってもらえたり、彼女の経験談などから参考できることが多くありました」(20歳のときに6歳上の年上彼女と交際)

「子どものような、幼稚な感性で話をしないこと」(19歳のときに4歳上の年上彼女と交際)

恋人でありながら、人生の先輩でもあり、親友でもある。

年上彼女とそんな関係性を築く男性が1/4ほどいるようだ。

特にプロ野球界に目を向ければ、姐さん女房をもらって大成した選手も多い。

故・野村克也(3歳差)、落合博満(9歳差)、イチロー(8歳差)、松坂大輔(6歳差)、田中将大(5歳差)、などなど…。

いずれも成功の裏には、年上彼女・姉さん女房の影がチラつくのではないだろうか。

さてここまでは年上彼女のいい面を見てきたが、次章ではデメリットにも目を向けてみよう。

年上彼女のデメリット

では続いて、年上彼女との交際経験がある70名の男性が挙げた、年上彼女の主だったデメリットを見ていこう。

年上彼女と交際したことがある全国の男性70名による回答を分類して集計。インターネットアンケート。調査日2023年9月29日~10月2日。

もっとも多かったのは「主導権を握られる」(38.6%)で、約4割の男性がデメリットとして挙げた。

実際の回答者の声は、このようなものだ。

「彼女のほうが発言力があり、決定権は彼女のほうがあった」(25歳のとき5歳上の年上彼女と交際)

「子ども扱いされる」(27歳のときに5歳上の年上彼女と交際)

これはメリットの「甘えられる」と、表裏一体のデメリットと言える。

たとえばデートでリードしてくれるということは、どこに行って、何をするかの決定権の大部分が自分にはないのと同じことだ。

人間関係には、たとえ恋人間であっても、こうした政治力学が働いてしまう。

甘えられるということは、譲歩せねばならないことが多くなると考えて間違いない。

また主導権を完全に掌握され、明確な支配構造に移行した結果が、「無力感を感じる」(10.0%)につながってくるものと思われる。

「年齢でナメられてしまうことはあります。年下のくせにとか…。あまり頼りにはされていない感じがします」(25歳のときに5歳上の年上彼女と交際)

いつもは親身に相談に乗ってくれる年上彼女だが、今度はその彼女が窮地に立たされたとき、相談相手は自分ではなく、自分ではないほかの誰かなのだ。

その相談相手が自分より年上の男性であれば、ショックはさらに大きくなるだろう。

次に多かったデメリットとして、「年上彼女やめとけ」の理由でもあった「結婚への圧力」が17.1%と続いた。

「こっちが結婚を考える時期じゃなくても、相手が先に結婚を考える時期に入ってしまうので、そこのプレッシャーがきつい」(25歳のとき6歳上の年下彼女と交際)

これは前章でも触れたことだが、年上彼女というよりかは女性が30歳もしくは40歳の節目に近づくにつれ圧力は増す。

ただし1~3歳程度の年の差なら、たいして気にするメリットではない。

次に多かったデメリットは「好み・価値観があわない」(14.3%)とする声だ。

「彼女と同い年くらいのカップルが集まるデートスポットに行くのに抵抗があった」(21歳のときに8歳上の年上彼女と交際)

価格表のない寿司屋や、しっとりと落ち着いたバーなど、若い男性がカジュアルな服装で座っていると浮いてしまう場所は確かにある。

スタッフが気を遣って「ご姉弟ですか?」などと聞かれた日には、穴があったら入りたくもなるかもしれない。

主導権は年上彼女が握っているとはいえ、こうした場違い感が出てしまうようなデートスポットには立ち入らないようにする必要はありそうだ。


さて、ここまでで年上彼女と交際するメリット・デメリットについて触れた。

メリットとデメリットを突き合わせたとき、あなたにとって年上彼女との交際は許容範囲だったろうか?

もし許容範囲内で、年上彼女と恋に落ちる覚悟ができたのなら、次のステップに進もう。

つまりどうせ付き合うならよりよい関係を築いていったほうが楽しいはずだ。

そこで次章では、年上彼女とうまくやっていくコツについて見ていくことにしよう。

年上彼女とうまくやっていくコツ

それではこの章では、年上彼女と交際をスタートしたあと、どのように接していけば関係がうまくいくのか?について見ていくことしよう。

ここでは実際に年上彼女と交際したことがある男性陣のアドバイスを、いくつかピックアップしていく。

「ある程度主導権は握らせてしまった方が楽です。基本やりたいことはOKしてくれるので、甘えてしまった方が楽だと思います」(24歳のとき9歳上の年上彼女と交際)

「7:3の割合で、7割方相手に同調することがコツだと感じます」(36歳のときに6歳上の年上彼女と交際)

主導権の奪い合いに陥ることを避け、基本は年上彼女を尊重するスタンスでいることをコツとして挙げる声が多かった。

ただし譲りすぎると男性側の精神的な負担がきつくなりすぎるので、3割ほどは自分を通す余地を残しておくのがいいようだ。

「こっちも頼りになるというところを、できる範囲で見せる。一方的に頼ってばかりいないこと」(21歳のときに8歳上の年上彼女と交際)

「メリハリを持って接することかと思います。もちろん甘えやすいとかのメリットもありますが、何かあったときに年下は頼りにならないと思われてしまうと、一気に彼氏として見られなくなります。
そうなると年上彼女が、別の年上の男性に惹かれる形になります。そのため、メリハリを持って甘える時は甘える、堂々と振る舞う時は振る舞うと使い分けをしたほうがいいと思います」(21歳のときに1歳上の年上彼女と交際)

いくら年上彼女といっても、相手は菩薩や観音様ではないので、甘えてばかりではなく、たまには頼りになるところもアピールする必要があるようだ。

「甘え上手になること」(27歳のときに5歳上の年上彼女と交際)

これはさまざまな人間関係において見られることだが、リーダーシップをもっている人がチームを掌握しコントロールしているのかと思いきや、内情をよく観察するとまったく逆のケースがある。

つまりその集団のリーダーを、そうとは気づかせないまま、柔軟にコントロールしている影の存在のことだ。

その端的な例が「甘え上手」である。

甘え上手な人は「これくらいなら甘えても大丈夫/これ以上甘えるとウザがられる」というラインの見極めが卓越している人のことだ。

これまでの男性回答者の声を総合すると、年上彼女には「甘えてこないと物足りないけど、甘えられすぎるのはイヤ」という、ある種矛盾した願望がある。

この矛盾を解きほぐすのではなく、矛盾したまま飲み込んでしまえるのが甘え上手な人なわけだが、年上彼女とうまくやっていくコツはこれに尽きるようだ。

年上彼女との恋愛状況

それでは最後に、今回年上彼女との恋愛調査に協力してくれた回答者たちは、どのような恋愛模様を描いていたのか?について簡単に触れておきたい。

いまあなたが抱えている年上彼女との状況に、もしかしたら驚くほど似ているかもしれない。

年上彼女でも男性側から告白することが多い

まずは男女のどちらが交際するきっかけを作ったか?を見てみよう。

結果は、45.7%の約半数の割合で男性側から交際を申込んでスタートしている。

年上彼女と交際したことがある全国の男性70名による回答を単純集計。インターネットアンケート。調査日2023年9月29日~10月2日。

交際時の主導権は年上彼女が握っている割合が半数近かったので、交際のきっかけを作ったのも女性側が多いのかと思いきや、女性側から告白して交際がスタートしたケースは24.3%にとどまった。

この結果を見るに、少なくとも告白時には男性側が主導権をもっていたことが多いことになるが、そこから主導権の交代劇がおこなわれたわけで、どういう顛末で逆転したのか気になるところである。

いずれにせよ、年上彼女との交際の口火を切るのは、やはり男性からが多い。

年齢差の最多は「1~3歳」だが「4~6歳」差も多い

次に、単に年上彼女といっても1歳上の年上彼女と、10歳以上離れた年上彼女では様相が異なることはこれまでに見てきた通りだ。

では割合として、どのくらいの年齢差のある年上彼女が多いのだろうか?

年上彼女と交際したことがある全国の男性70名による回答を年上彼女との年齢差別に集計。インターネットアンケート。調査日2023年9月29日~10月2日。

もっとも多かったのは「1~3歳差」の35.7%で、ほぼ同じくらいの割合で「4~6歳差」も34.3%いる。

社会人になってしまうと「1~3歳差」はたいした年齢差じゃないように感じてしまう。

だが、中学や高校生の目線で考えると、高1から見た高3生など大人そのものにしか見えないし、まして高校生から見た女子大生など、とても手の届く女性のようには見えない。

それが「4~6歳差」ともなれば、下手をすれば男子高校生と大卒の社会人女子の年齢差になるわけで、改めて交際に発展したのは奇跡的なめぐり合わせと言わざるを得ない。

ちなみに今回の調査でもっとも年の差があった年上彼女は、16歳差だった。

この回答者は18歳のときに交際をスタートしているので、相手の女性は34歳ということになる。

「相手の女性は高校の先生で、卒業するまで交際を待った?」などと、つい勘繰ってしまうが、なかなか街を歩いていて目にしない年の差カップルだ。

いずれにせよ、人間や恋愛というのは奥が深いもので、どんなところに年上彼女になる女性との出会いが転がっているのか、わからないものである。

まとめ

以上が、今回の調査結果だ。

ウソか真かはわからないが、基本的に女性は目下の男性を恋愛対象にすることは少ないと言われている。

実際に女性間で親しまれる話は、王や王子、学園内のスター、アイドルなどに突然見染められるストーリーが多いが、その逆は少ない。

また今回の回答の集まり状況からも、やはり年上彼女は稀有な存在といってよく、少なくとも恋愛経験としてはなかなか得難い部類のものであることは確かだ。

最後に本調査の結論をおさらいしておこう。

▼本調査の結論
・1~3歳差の年上彼女なら「やめとけ」な理由はほぼ当てはまらない
・4歳または7歳差以上開いてくると「やめとけ」な理由は当てはまってくる
・年上彼女の最大のメリットは「甘えられる」
・年上彼女の最大のデメリットは「主導権を握られる」

アンケート実施方法

▼アンケート方法
・アンケート方法 インターネット上でアンケートを実施
・回答者数 年上彼女と付き合ったことがある全国の男性70人
・調査日 2023年9月29~10月2日
・設問は単一選択式、および記述式
・調査主体 【300人のホンネ】編集部

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